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更新日:2022年1月20日

光化学オキシダント(スモッグ)発生時における対応について

光化学オキシダント(スモッグ)とは

自動車や工場などから排出される窒素酸化物や揮発性有機化合物(VOC)が太陽の強い紫外線を受けると光化学反応を起こし、オゾンなどの光化学オキシダント(酸化性物質)を発生させます。
気象条件によっては、この光化学オキシダントがたまり白くもやがかかったような状態になることがあり、この状態を「光化学スモッグ」と呼んでいます。

光化学オキシダント説明図1

 

発生しやすい時期について

4月から10月にかけて、次の気象条件に大きく影響され、発生しやすくなります。

  • 気温が高い
  • 日差しが強い
  • 風があまりない

健康被害について

光化学オキシダントによる被害として、「目がチカチカする」、「のどが痛む」などの症状のほか、頭痛・吐き気・息苦しいなどの症状が出るといわれています。
なお、症状は一過性のものです。

光化学オキシダントの発令の種類について

光化学オキシダントは濃度により、次の表のとおり県が発令します。
なお、「注意報」発令濃度は、感受性の高い人が目やのどに刺激を感じる程度のものを設定しています。「注意報」は、これらの人が健康被害を未然に防ぐため、自ら行動してもうことを目的とし発令されます。また、「情報」については、特に市民の方々に屋内退避等の対応を要請することはありません。

区分 基準(1時間値) 内容 備考
情報 0.10ppm以上0.12ppm未満 「注意報」へ拡大しないか、状況を監視  
特別
情報

0.12ppm未満

被害の発生があった場合

気象条件からみて

継続又は拡大すると認められるとき

 
注意報 0.12ppm以上 被害発生に注意が必要なレベル

下松市では平成19年5月27日発令

(最大0.126ppm)

警報 0.40ppm以上 被害発生に特に注意が必要なレベル 山口県では事例なし

注意報・警報などが発令され場合について

注意報や警報が発令され場合、次のことに気を付けましょう。

  • 屋外での激しい運動はやめましょう。
  • 学校・幼稚園・保育所などでは、状況により屋外の運動などを中止し、屋内に入り、窓を閉めましょう。
  • ぜんそく、呼吸疾患のある人や、乳幼児・お年寄りの方は外へ出ないようにしましょう。
  • 目やのどに刺激や痛みを感じた人は、洗顔やうがいをし、症状がひどい場合は医師の手当てや指示を受けましょう。

注意報等の情報発信について

県はインターネットのホームページに大気汚染の状況(1時間ごとの測定値)をリアルタイムに公表しております。また県に事前にメールアドレスを登録することにより注意報等発令のメールのお知らせするサービスを行っております。
★山口県の大気環境の状況
ホームページ:http://homepage2.nifty.com/yamaguchi-taiki/index.htm
携帯電話:http://homepage2.nifty.com/yamaguchi-taiki/mobile/

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★電子メールサービス

メールアドレスとお知りになりたい地域名(下松地域)、連絡先を添えてFAXかメールにてお申し込みください。

申込み先
山口県環境保健センター
FAX:083-924-3673
E-mail:a13231@pref.yamaguc

お問い合わせ

所属課室:環境推進課環境保全係

山口県下松市大手町3丁目3番3号

電話番号:0833-45-1826

ファックス番号:0833-41-6220

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