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更新日:2023年8月3日

床上浸水時の衛生対策

台風や豪雨等により浸水が起きた場合には、下水道やし尿槽の汚水などが逆流し、家屋等が汚染される可能性があります。消毒は、汚れのない状態でないと効果を発揮しません。浸水箇所の拭き取りや洗浄で十分に汚れを除去し、十分に乾かした後、消毒をするようにしてください。

洗浄方法

床上の場合

室内は、食事や睡眠など生活を行う場所のため、泥や汚れを十分に取り除いた後、消毒を行いましょう。

  1. 水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要な物を片付けてください。
  2. 汚れた家具や床・壁などは、水で洗い流すか、雑巾で水拭きするなどしてください。
  3. 食器類や調理器具などは、水洗いして汚れをきれいに洗い流してください。
  4. 食器棚や冷蔵庫などは、汚れをきれいに拭き取ってください。

家の周囲や床下の場合

床下や庭などの消毒は原則、不要です。床下に土砂や水分が残っていると、その湿気により家の基礎などに影響が出る場合があります。

  1. 汚泥や不要なものなどを片付けてください。
  2. 庭木や外壁についた泥は、水で十分に洗い流してください。
  3. 床下換気口のごみを取り除き、床下の風通しを良くしてください。
  4. 床下はスコップや流水を用いて汚泥を取り除いた後、雑巾などで水気をなくし、扇風機などにより強制的に換気し、乾燥させてください

床下に消石灰を撒く効果については、明確に示されたものがありません。水に溶けた消石灰は、強アルカリ性となるため、目や皮膚につかないように、また、口に入らないよう注意してください。

消毒方法

消毒薬を使用する際は、取り扱い説明書に従って事故が起こらないよう注意してください。過剰に使用すると人の健康や環境へ影響を与えることがあります。消毒薬は、お近くのドラックストアやホームセンター等で購入できます。

【消毒方法の例】

対象 消毒薬 希釈濃度 使用方法
屋内

塩化ベンザルコニウム

(逆性石けん)
0.1%

泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる。その後、薄めた消毒液を浸した布などでよく拭く。

噴霧器を使用する場合は、濡れる程度に噴霧し、風通しをよくしてそのまま乾燥させる。
食器類

次亜塩素酸ナトリウム

0.02%

水洗いの後、消毒液に5分以上浸し、水でよくすすいで乾燥させる。

手指

アルコール系消毒薬

不要

流水で汚れを洗い流した後、石けんでよく洗い、流水でよく洗い流す。その後、乾いたタオルなどで水分をふきとり、アルコール系消毒液で消毒する。

消毒時の注意

消毒薬を取り扱う際は、ゴム手袋などを使用するともに、皮膚や目にからないように注意してください。

  • 皮膚についた場合、水と石鹸でよく洗い流し、目に入った場合は、水で15分以上洗い流し、医師の診察を受けてください。
  • 消毒液は、なるべく使い切り、他の消毒液や洗剤と混ぜないでください。
  • 消毒液を入れたバケツやじょうろは、使用後、十分に水で流してください。

厚生労働省資料

浸水した家屋の感染症対策(PDF:950KB)

消毒の手順(PDF:549KB)

消毒と乾燥(PDF:270KB)

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お問い合わせ

所属課室:環境推進課廃棄物対策係

山口県下松市大手町3丁目3番3号

電話番号:0833-45-1829

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