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更新日:2020年3月23日
私たちの家から出る汚水、雨水はどこへどのように流れていくのか。
下水道管は地下に埋まっているため、普段は目にすることができませんが、私たちの快適な生活と、環境保護のために役立っています。
各家庭から出る排水は、トイレ、風呂、台所等から出る汚水と、雨水に分けて地下に埋まっている汚水管、雨水管に流しています。
この宅内の排水を流すための施設(便器、風呂・台所の排水管、宅内の配管やます等)を総称して排水設備といいます。
そして地下に埋まっている汚水管と宅内の最終ますとを結ぶ管を取付管といいます。
雨水管を流れた雨水はそのまま川や海へ放流されています(合流区域を除く)。
汚水管を流れる汚水は、基本的に自然流下によって高いところから低いところへ流れるように設計されています。
自然流下が不可能な地点にはポンプ場が設置され、ポンプ場で汚水を充分な高さまで汲み上げて、また自然流下によって流れていきます。
そして最後に浄化センターへ集まるようになっています。浄化センターでは、集まった汚水をきれいな水へ浄化して、川へ放流しています。
また、浄化センターでの処理の過程で出る不要な汚泥は、肥料やセメントの材料等に再利用されています。
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