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更新日:2018年10月11日
発達障害等を要因として、対人関係やコミュニケーションに悩む若者や親子が増加しており、うまく伝えられない、伝わらないばかりに、二次障害(注1)も増加傾向にあります。また、高齢者においても難聴者や認知症罹患者も増加しています。これらの伝えづらさから生じる障壁は、視覚支援(注2)によって生活全般に一定の安定効果が期待できるとされていますが、一般に認知度は低い現状です。
本市では、視覚支援の具体的な学びの機会を幼少期から得られるよう、今年度(平成30年度)から「先輩ママとの子育て勉強会」を開始しました。それと同時に、発達障害等は、環境により、障害になったりならなかったりすると言われていることから、視覚支援への理解者や実践可能な人を増やし、やさしい環境づくりにつなげるために、講演会を開催し、広く普及啓発を図ることとしました。
(注1)周囲の理解がなく、障害がねじれ、複雑化すること。 (注2)目から入る情報伝達経路を利用して伝えようとすること。
第1回目である今年度(H30)は、視覚支援のうちのICT分野のツールを利用することで、発達障害等の方の生活に豊かさが生まれるお話を取り組みの理念とともにご講演いただきます。
平成30年度視覚支援普及啓発講演会実施要領(PDF:86KB)
平成30年度視覚支援普及啓発講演会PR用チラシ(PDF:654KB)
上記申込様式(ワード版)
当日は、市内外から140人のご来場をいただきました。
オープニング前に、市内の子育てに関する社会貢献活動グループ(日立のぞみ会・笠戸技術士の会(PDF:1,036KB)及びあじさい勉強会(PDF:517KB))のミニ紹介をさせていただいた後、講師 中邑賢龍先生のご講演に入らさせていただきました。
ご講演の内容は、視覚支援よりもっと、前段の「人として」の部分を障害のあるなしに関わらず、一人一人に問いかけるものでした。知らぬ間に染み付いた社会の固定観念を鋭く突いたお話で、最後の質疑応答タイムもあっという間に過ぎ、アンケートにもたくさんのコメントをいただくことができました。
アンケート結果と講演会の様子は、こちらをクリックするとご覧になれます。↓↓
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