(目的)

第1条　この要綱は、中小企業者の設備の近代化並びに組合事業推進強化のため必要とする資金等の融資の円滑化を図り、もって本市の中小企業の振興発展に寄与することを目的とする。

(預託)

第2条　市は、前条の目的を達成するため、資金を予算の範囲内においてこの制度を取扱う金融機関として指定する金融機関(以下「金融機関」という。)に預託するものとし、預託を受けた金融機関は、この資金の3倍以上の融資残高を常時保有するよう努めなければならない。

(融資の対象)

第3条　融資の対象となる者は、次の各号の条件を備えるものでなければならない。

(融資の種類及び条件)

第4条　融資の種類及び条件は、次の各号に定めるところによる。

(融資の申込み)

第5条　融資を受けようとする者は、下松市中小企業振興資金融資申込書(別記第1号様式)に事業計画書(別記第2号様式)、市税に関する納税証明書、その他参考資料を添えて金融機関に申込むものとする。

(融資の決定)

第6条　金融機関は、前条の規定により提出された申込書類等を速やかに審査し、市長の確認を経て融資を決定の上実行するものとする。

(金融機関の取扱い条件)

第7条　金融機関は、融資について当該金融機関との取引きの有無にかかわらず積極的に融資を行うものとし、歩積、両建預金の条件を付してはならない。ただし、第4条第3号に該当する資金については、山口県信用保証協会の保証を条件とすることができる。

(貸付状況の報告及び調査)

第8条　金融機関は、この資金の毎月末現在における運用状況を翌月20日までに市長に報告するものとし、市長は、必要に応じて関係書類の調査を行うことができる。

(その他)

第9条　この要綱に定めるもののほか必要な事項は、別に定める。