(趣旨)

第1条　この規則は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第171条の規定に基づく出納員その他の会計職員に関し、別に定めがあるものを除くほか、必要な事項を定めるものとする。

(出納員の設置)

第2条　会計管理者の事務を補助させるため、市長の事務部局、教育委員会事務局その他の市の機関の事務局に在する課等(以下「課等」という。)に出納員を置く。

(出納員の任命)

第3条　市長は、課等の長の職にある者を出納員として任命する。

(出納員への事務の委任)

第4条　会計管理者は、次の各号に掲げる会計事務をそれぞれ当該各号に定める出納員に委任する。

(その他の会計職員の設置)

第5条　会計管理者及び出納員の事務を補助させるため、課等に分任出納員及び物品取扱員を置く。

(その他の会計職員の任命)

第6条　市長は、課等に所属する職員を分任出納員及び物品取扱員として任命する。

(その他の会計職員への事務の再委任)

第7条　出納員は、第4条に規定する事務のうち、次の各号に掲げる会計事務を更にそれぞれ当該各号に定める分任出納員に委任する。

(併任)

第8条　市長の事務部局以外の者が出納員、分任出納員又は物品取扱員に任命されたときは、当該者は、当該職にある間、市長の事務部局の職員に併任されたものとみなす。

(通知)

第9条　市長は、出納員、分任出納員又は物品取扱員を任命したときは、速やかに会計管理者にその氏名及び所属する課等を通知しなければならない。

(その他)

第10条　会計管理者は、別表の委任事務以外の会計事務につき出納員及び分任出納員に委任する必要が生じた場合は、別に認める場合に限り、事務の一部を委任できるものとする。

第11条　この規則の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。