(趣旨)

第1条　この訓令は、下松市公立学校管理規則(昭和44年下松市教育委員会規則第3号)第23条の2第1項に規定する事務長の専決事項に関して、必要な事項を定めるものとする。

(専決事項)

第2条　事務長を置く学校(以下「事務長設置校」という。)の校長の権限に属する事務のうち別表に掲げる事務を事務長に専決させることができるものとする。

(専決の制限)

第3条　事務長は、前条の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する事項については、校長の決裁を受けて処理しなければならない。

(専決事項に関する報告)

第4条　事務長は、専決した事案の内容について特に校長において了知する必要があると認めるときは、当該専決した事案の内容について校長に報告しなければならない。

(代決等)

第5条　事務長は、校長が不在のときは、校長が決裁すべき事項について、事務長の所掌事務に限り、代決することができる。

(代決の制限)

第6条　事務長は、前条第1項の規定にかかわらず、事案が第3条各号のいずれかに該当すると認められるとき、その施行が緊急を要しないと認められるとき又は代決の禁止について校長からあらかじめ指示があったときは、代決することができない。

(代決事項に関する報告)

第7条　事務長は、第5条第1項の規定により代決事項についてその内容を校長に報告しなければならない。

(専決事項等の報告)

第8条　事務長設置校の校長は、事務長の専決事項及び所掌事務を定めた場合には、その内容について速やかに教育長に報告するものとする。