(趣旨)

第1条　この規則は、下松市立学校施設開放条例(平成25年下松市条例第44号。以下「条例」という。)の施行に関し、必要な事項を定めるものとする。

(教育委員会及び校長の責任)

第2条　下松市立学校における学校施設の開放(以下「学校施設開放」という。)に関する管理責任は、下松市教育委員会(以下「教育委員会」という。)が負うものとし、学校施設開放を行う学校(以下「開放学校」という。)の校長(以下「学校長」という。)は、当該開放に関し責任を負わないものとする。

(管理業務)

第3条　学校施設開放を行うに当たり、管理者及び管理指導員を置く。

(学校長の協力)

第4条　学校長は、学校施設開放について、学校教育上支障のない施設及び日時その他必要な意見等を教育委員会に通知するものとする。

(開放日時)

第5条　学校施設の開放日時は、原則として、12月29日から翌年1月3日までを除く日の午前8時から午後10時までの間とする。ただし、教育委員会が適当と認めたときは、この限りでない。

(使用の手続)

第6条　条例第3条第1項の規定により学校施設の使用許可を受けようとする者は、あらかじめ、学校施設使用許可申請書(別記第1号様式)を教育委員会に提出しなければならない。

(使用の制限)

第7条　条例第4条の公益等の理由は、次に掲げるとおりとする。

(取消し等の通知)

第8条　教育委員会は、条例第5条の規定により使用の許可を取り消し、又は使用を停止し、若しくは制限するときは、学校施設使用許可取消等通知書(別記第4号様式)を当該使用者に交付するものとする。

(使用料の不徴収)

第9条　条例第7条に規定する使用料は、第12条の規定により使用料を還付できる場合及び学校施設を使用する日から起算して5日前までに、公民館長に対し当該使用許可に係る使用を取りやめる旨を申し出た場合は、徴収しない。

(使用料の減免)

第10条　条例第8条の規定により使用料を減額し、又は免除することができる対象及びその割合は、別表第2のとおりとする。

(損失の補償)

第11条　教育委員会は、条例第5条の規定により使用の許可を取り消した場合において使用者が被った損失は、補償しない。

(使用料の還付)

第12条　条例第9条ただし書に規定する使用料の全額を還付することができるときは、条例第5条第1項第3号及び第2項の規定により使用の許可を取り消されたときとする。

(使用者の遵守事項)

第13条　使用者は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。

(使用者の事故)

第14条　開放学校の施設の使用に伴い発生した事故等については、使用者の責任とする。ただし、使用者の責めに帰することができない事由によって生じた事故等については、この限りでない。

(その他)

第15条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は、教育委員会が別に定める。