下松市は、山口県の瀬戸内海沿岸のほぼ中央に位置し、山陽自動車道の徳山東I.C.と熊毛I.C.に挟まれ、国際バルク戦略港湾・徳山下松港を擁し、風光明媚な笠戸島や米泉湖などの景勝地に恵まれた都市と自然のバランスのとれた「住みよさが評価されるまち」です。
大正時代から工業都市として発展し、現在では周南工業地域の中核として、鉄道車両や船舶などの輸送関係から鉄鋼、半導体製造に係るハイテク産業まで、幅広い製造業のまちとして様々な「ものづくり」が行われており、各企業は世界に誇る素晴らしい技術を持っています。
こうした優れた技術や製品を有する企業を広く紹介することで、企業間連携の促進による市内産業の振興、また、UJIターンによる人材の確保及び市内企業に対する雇用の安定を図ることを目的として、「ものづくりのまちくだまつ」を作成いたしました。
このガイドブックを多くの方にご覧いただき、本市を支える「ものづくり」を知っていただくことで、新たなビジネスマッチングの創出や企業間連携の促進に繋げていただくことを切に願うとともに、これからの「ものづくり」を支えていく担い手の確保に繋がれば幸いでございます。
終りに、本ガイドブックの作成にあたりまして御協力いただきました皆様方に心よりお礼申し上げます。

令和２年３月
下松市長　國 井 益 雄