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更新日:2024年4月1日
平成24年4月以降、全国で登下校中の児童生徒が死傷する事故が相次いで発生したことを受け、下松市では同年8月に各小学校の通学路の緊急合同点検を実施するとともに、平成27年3月に「下松市通学路交通安全プログラム」を策定し、関係機関と連携しながら通学路の安全確保に努めてきたところです。また、平成30年5月には、他県において下校中に児童が事件に巻き込まれ命を落とすという事案が発生したことから、今まで以上に防犯の視点からも積極的に通学路の安全点検を行うこととし、平成31年3月に「下松市通学路交通安全プログラム」を改定し「下松市通学路安全プログラム」としております。今後は、本プログラムに基づき、関係機関が連携して、児童生徒が安全に通学できるように通学路の安全確保を図ります。
関係機関の連携を図るため、以下をメンバーとする「下松市通学路安全推進会議」を設置しました。本プログラムは、この会議で検討し、策定したものです。
<メンバー>
機関・団体・役職名 | 備考 |
---|---|
下松市小中学校長会 | 学校関係者 |
国土交通省山口河川国道事務所 | 道路管理者 |
山口県周南土木建築事務所 | |
下松市建設部土木課 | |
下松市教育委員会学校教育課 | 行政関係者 |
下松市生活環境部生活安全課 | |
下松市健康福祉部子育て支援課 | |
下松警察署交通課・生活安全課 | 警察署 |
下松市小中学校PTA連合会 | PTA関係者 |
下松市スクールガード・アドバイザー | 有識者 |
(1)基本的な考え方
継続的に通学路の安全を確保するため、緊急合同点検後も合同点検を継続するとともに、対策実施後の効果把握も行い、対策の改善・充実を行います。
これらの取組をPD-CAサイクルとして繰り返し実施し、通学路の安全性の向上を図っていきます。
〔通学路安全確保のためのPD-CAサイクル〕
(2)定期的な合同点検
市内の小中学校において、夏季休業中に毎年1回合同点検を実施します。
効率的・効果的に合同点検を行うため、通学路安全推進会議において、重点課題を設定し、合同点検を実施します。
小中学校ごとに、学校、保護者、道路管理者、警察等が参加する合同点検を行います。
(3)対策の検討
合同点検の結果から明らかになった対策必要箇所について、箇所ごとに、歩道整備や防護柵設置のようなハード
対策や交通規制や交通安全教育のようなソフト対策など対策必要箇所に応じて具体的な実施メニューを検討します。
(4)対策の実施
対策の実施にあたっては、対策が円滑に進むよう、関係者間で連携を図ります。
(5)対策効果の把握
合同点検結果に基づく対策実施後の箇所等について、実際に期待した効果が上がっているのか、また児童生徒
等が上がっているのか、また児童生徒等が安全になったと感じているのか等を確認するため、
学校関係者へのアンケートの実施
対策箇所における事故件数推移の確認
など、対策実施後の効果を把握するための手法を検討し、対策効果の把握を実施します。
(6)対策の改善・充実
対策実施後も、合同点検や効果把握の結果を踏まえて、対策内容の改善・充実を図ります。
小中学校ごとの点検結果や対策内容については、関係者間で認識を共有するために小中学校ごとの「対策一覧
表」(別添(1))及び「対策箇所図」(別添(2))を作成し、公表します。
米川小学校
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