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更新日:2025年3月31日
下松市郷土資料展示収蔵施設「島の学び舎」は、平成26年3月に廃校となった下松市立江の浦小学校校舎の一部を“郷土資料展示収蔵施設”に転用し、平成28年10月18日(火曜日)に開設したものです。
施設内外に小学校の面影を残し、郷土学習を行なうための学びの施設に笠戸島の特色を盛り込んで再活用するということから、施設名称を下松市郷土資料展示収蔵施設「島の学び舎」としました。
これまで下松小学校社会教育棟の歴史民俗資料展示室に収蔵されていた埋蔵文化財や歴史民俗資料を、平成27年に本施設へ移転させ、さらに本市の文化財等郷土資料や笠戸島に関連する資料を収集し、整理、収蔵、公開することになりました。
ご来館の皆さまが、郷土下松を学ぶきっかけとなれば幸いです。
展示コーナーの紹介
島の学び舎は、特色ある以下の7つのコーナーで構成されています。
旧江の浦小学校の61年間に及ぶ歩みをたどることができます。学校の歴史、愛鳥活動を中心とした特色ある教育活動、多方面にわたる受賞歴の品々、そして児童の作品などがわかりやすく展示してあります。卒業生1093名の足跡にふれていただければと思います。
(2)写真で見る下松市のあゆみ
市制施行40周年記念の際に使われた写真92枚の内一部を展示しております。定期的に掛け替えを行い、変化のあるスペースにしていきます。
(3)埋蔵文化財展示室
主に、市内遺跡から発掘又は表面採集された、縄文時代から中世までの出土品を展示しています。弥生時代では、環濠集落で有名な宮原遺跡をはじめ上地遺跡他出土の土器を、古墳時代では、常森古墳群他出土の土器、装身具、武具等を展示しています。
(4)民俗資料展示室
むかしのくらしの様子をいまに伝える古民具では、大唐や唐箕等の農具、櫓や石錘等の漁具、行灯や湯たんぽ等の衣食住の生活用具を展示しています。古書等では、江戸期の和本、明治20年代の教科書、雑誌等を展示しています。
(5)造船のまち江の浦
廊下の窓から江の浦地区の風景と(株)新笠戸ドックが一望できます。造船工程パネルと実際の造船現場を窓からご覧いただきながら、造船のまちを実感していただければと思います。(株)新笠戸ドックの協力により、実際にまわすことができる舵輪等も展示しております。
(6)笠戸島関連展示室
主に笠戸島に関係する人物・遺物等について展示しています。国民宿舎大城敷地内にあるSLや長岡外史に関する資料および直筆の書、夕日岬から見えるコンクリート船、深浦出身の孝女おまさ、笠戸大橋の架橋工事写真等について詳しく紹介しています。※顔出しパネルは現在、国民宿舎大城に出張中です。
(7)ふるさと学習室
元図書室の本棚を活用して、下松市内の文化財を紹介しています。机・イス等を配置し、学習スペースとして利用できるようにしています。造船や長岡外史に関するDVD等も見ることができます。
開館日 |
火・木・土・日・祝日(10時00分~16時00分)(無料でどなたでも入館できます。)
団体での訪問を希望される場合、開館日等につきまして、事前にご相談いただければ、可能な範囲で対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
5月…5月5日(月・祝)が開館日のため、5月8日(木)を休館日とします。 |
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休館日 |
12月29日~1月3日 祝日開館した場合、次の開館日が休館となります。他都合により、臨時休館をする場合があります。 |
お知らせ
皆様に「島の学び舎」をより知っていただくため、「島の学び舎だより」の発行をはじめました。
興味のある内容がありましたら是非、「島の学び舎」におこしください。
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お問い合わせ
「島の学び舎」への直接のお問合せ先
下松市大字笠戸島10032-38(旧江の浦小学校)
電話番号:0833-52-0860
※つながらない場合、生涯学習振興課までお気軽にお電話ください。