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更新日:2024年8月16日

ダニ媒介性疾患の予防について

 野外のやぶや草むらなどに生息しているダニのなかには病原体を持っていることがあり、刺されると日本紅斑熱やつつが虫病などの感染症にかかる危険性があります。

 平成30年9月に周南健康福祉センター管内において、日本紅斑熱の患者が確認されました。日本紅斑熱は、日本紅斑熱リケッチアという病原体に感染しているマダニ類に刺されることにより感染することから、ダニが多く生息する野山、畑、草むら等に出かけるときには長袖の着衣をする等の注意が必要です。

 また、ダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)が、全国各地で確認されており、注意が必要です。

もしもダニが吸着していたら

 ダニに咬まれても、痛みや痒みはあまりなく、気づかないことが多いようです。

 野外活動後の着替え時などに、体にダニが吸着していないかどうかを確認してください。

 放置すると数日間以上吸着して吸血し続けます。見つけたら早めにとり除くことが肝心です。

  • できるだけ医療機関(皮膚科)を受診し、処置してもらってください。
  • 咬まれてからしばらくして(数日~2週間程度)発熱・発疹などの症状が出た場合には、医療機関を受診し、ダニに咬まれたことを告げてください。日本紅斑熱やつつが虫病には、有効な治療薬があります。

ダニ予防のポイント

  • ダニに咬まれないことが重要です。
  • 山や野原の他、公園、住宅地の庭などにも、ダニがいることがありますので、剪定や草取り等の際には注意してください。
  • 草むらや藪など、ダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し肌の露出を少なくすることが大事です。
  • 屋外活動後にはダニに咬まれていないか確認してください。帰宅後すぐに服を着替えたり、体をシャワーで洗い流すと有効です。
  • 吸血中のダニに気がついた際には、できるだけ医療機関(皮膚科)で処置してください。
  • ダニに咬まれた後に、発熱等の症状があった場合は、医療機関を受診してください。

お問い合わせ

所属課室:健康増進課管理係

山口県下松市中央町21番1号

電話番号:0833-41-1234

ファックス番号:0833-44-2304

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