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更新日:2023年3月31日
平成30年8月以降、全国的に風しんの感染が拡大しています。今年の風しん患者数は、平成25年に次ぐ報告数となっています。
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発心性感染症です。風しんのウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへと伝播します。症状は幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。
妊娠初期(妊娠20週頃まで)に風しんにかかると、産まれてくる赤ちゃんが「先天性風しん症候群」になる可能性が高くなります。
予防には、ワクチンの接種が有効です。これまで風しんにかかっていない人、風しんの予防接種を受けていない人、及び妊娠を希望する女性は 予防接種を検討してください。また、妊婦の周りにいる人(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、風しんに感染しないよう予防に努めましょう。
山口県では、各健康福祉センターにおいて、無料の抗体検査を実施しています。
対象者、日程については、山口県のホームページ(外部サイトへリンク)を確認してください。