ここから本文です。
更新日:2023年6月19日
「ヤングケアラー」とは、法律上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされています。その責任や負担の重さによって、学業や友人関係に影響が出てしまうことがあります。
学校生活と家族のケアをがんばっているあなたが、時にはつらいと感じたり悩んだりするのは自然なことです。そんな時は、信頼できる大人や友人に話してみてください。
自分のことや家のこと、友人のことを話すのは勇気がいると思います。しかし、あなたの話を聞いてくれる人やあなたの気持ちに共感して一緒に考えてくれる人は必ずいます。学校の先生やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、親戚の人、友人などに、まずは相談してみましょう。
もし、近くに話を聞いてくれる大人がいなくても、あなたの悩みや不安な気持ちを聞いてくれる人がいます。
厚生労働省において、ヤングケアラーに関する特設ページが開設されています。
山口県において、ヤングケアラーの専門相談窓口が開設されています。
厚生労働省では、2022年度から2024年度をヤングケアラー認知度向上の「集中取組期間」とし、ヤングケアラーに関して、わかりやすく、広く関心を集めるような広報・啓発活動が実施されています。