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更新日:2024年12月13日
「ヤングケアラー」とは、子ども・若者育成支援推進法において、「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」とされています。
「過度に行っている」とは、子どもが家族の介護その他日常生活上の世話を行うことで、以下の状態になっている場合をいいます。
・健やかな成長・発達に必要な遊びや勉強等の時間が奪われている
・ケアに伴い、身体的・精神的負荷がかかることで、負担が重い状態になっている
家族の手伝い・手助けをすることは「ふつうのこと」かもしれません。
しかし、そのことで学校生活に影響が出て、こころやからだに不調を感じるほど重い負荷がかかっている場合があります。
過度に家族のケアを担うことで、勉強に取り組むことや、子ども・若者らしい情緒的な関わりができず、年齢相応に自分の将来のことを考えることができなくなってしまう可能性があります。
「ヤングケアラー」は家庭の問題であり、表面化しにくいといわれています。
ヤングケアラーかもと思う子どもがいたら、寄り添って丁寧に話を聞くこと、必要な場合には何らかの支援を行うことが重要です。
地域で気になるお子さんやご家庭を見かけたときは、以下の連絡先へご連絡ください。
こんなことで悩んでいませんか?
・学校に行けないときがある
・授業中に居眠りしてしまう
・宿題や勉強をする時間がない
・友達と遊ぶ時間がない
・家族のことを相談できる相手がいない
こんなときは、ひとりで抱えこまずに、学校の先生などの身近な大人や下記の相談先に連絡してください。
もし、近くに話を聞いてくれる大人がいなくても、あなたの悩みや不安な気持ちを聞いてくれる人がいます。