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更新日:2024年10月23日
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、肺の生活習慣病と言われ、従来の慢性気管支炎や肺気腫が含まれます。
山口県はCOPDの死亡率が全国2位、受療率※が全国7位と高くなっています。
※推計患者数を人口10万人対であらわした数
COPDの症状はありふれた症状であるため見過ごしてしまいがちで、発見の遅れにつながります。特に40歳以上で喫煙歴のある方は要注意です。上記のような症状がある方は軽く考えず、早めに呼吸器専門医にご相談ください。
COPDが進行すると少し動いただけでも息切れし、日常生活もままならなくなります。さらに進行すると呼吸不全や心不全を起こす命に関わる病気ですので、早期発見・早期治療が重要です。
また、肺だけでなく全身に影響をもたらして、全身性炎症、心・血管疾患、骨粗しょう症、糖尿病などを併発しやすいことが知られています。
COPDの診断は、スパイロメトリー検査(呼吸機能検査)によって行います。この検査は肺活量と、息を吐くときの空気の通りやすさを調べます。
また、呼吸機能に加えて、長期の喫煙歴などの危険因子、労作時の呼吸困難、慢性的な咳や痰などから総合的に診断されます。
5つの質問でCOPDの危険度をチェックすることができます。
4点以上の場合、COPDの可能性がありますので、医療機関を受診してください。
COPD集団スクリーニング質問票(COPD-PSTM)(PDF:632KB)
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