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更新日:2025年9月30日

下水道管路の全国特別重点調査(優先実施箇所)の調査結果について

 下松市では、令和7年1月28日に埼玉県八潮市で発生した下水道管路の破損に起因すると考えられる道路陥没を受け、国土交通省から実施要請のあった「下水道管路の全国特別重点調査」に基づき、下水道管路の調査を実施しています。
 このたび、本市の調査対象延長(約2.9km)のうち、優先的に実施すべき箇所(約0.8㎞)の調査が完了しましたので、その結果をお知らせします。

 

下水道管路の全国特別重点調査(優先実施箇所)の概要

調査対象

 ・内径2m以上かつ1994年度以前に設置・改築された管路(設置後30年以上経過した管路)

優先的に実施すべき箇所

 ・上記調査対象としている下水道管路のうち、以下のいずれかに該当する箇所

  1. 埼玉県八潮市の道路陥没現場と類似の構造・地盤条件の箇所
  2. 構造的に腐食しやすい箇所または過去の調査で腐食が確認され未対策の箇所
  3. 陥没履歴があり交通への影響が大きい箇所
  4. その他(沈砂池の堆積土砂が顕著に増加した処理場・ポンプ場につながる管路)

 ※本市においては、2のみ該当箇所があります。

 

本市における調査対象

 ◆調査対象延長:2,852m

 ◆優先実施箇所:調査対象延長のうち、上記の「2過去の調査で腐食が確認され未対策の箇所」にあたる
 延長777m

 

 

調査結果

全国重点調査結果

 ※緊急度Ⅰ:速やかな対策を実施(原則1年以内(やむを得ない場合は応急措置を実施した上で、速やかに対策を実施))
 ※緊急度Ⅱ:応急措置を実施した上で、5年以内に対策を実施
 ※要対策延長とは、今後の対策が必要と見込まれる延長
 ※緊急度は、下水道管の腐食、たるみ、破損等をそれぞれ診断し、劣化の程度によりランク付けした上で、通常の判定基準より厳しい全国特別重点調査の判定基準により評価

 

 今回の調査において、緊急度Ⅰと判定された要対策延長は775m、緊急度Ⅱと判定された要対策延長は2mでした。

 下水道管路内の一部に腐食や破損等が確認されましたが、いずれも下水道管の構造に直ちに影響を及ぼすような劣化や道路陥没につながるような不具合は見受けられませんでした。
 また、当該箇所において、路面下空洞調査を実施しましたが、洞は確認されておりません。

 

今後の対応

●優先的に実施すべき箇所

 対策が必要と判定された管路については、対策工事の早期完了を目指すため、本市の「下水道管路施設ストックマネジメント計画(第2期)」の改築計画に基づき、本年度詳細設計を実施しており、来年度以降、改築工事に着手する予定としております。

 また、本年度末までに劣化の進行を抑制する修繕・補修などの部分対策を実施し、対策工事完了までは、定期的に路面巡視や点検を行い、異状の早期発見と陥没事故の防止に取り組みます。
 

●優先的に実施すべき箇所以外

 現在調査を実施しており、令和8年2月末までに調査を完了する予定です。不具合が発見された場合には、緊急度に応じて、追加調査、対策等の必要な対応を実施いたします。


 今後も、下水道管路の点検・調査を適切に行うとともに、修繕・改築を計画的に進め、市民の皆さんが安心して生活できるよう安全の確保に努めてまいります。

 

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お問い合わせ

所属課室:上下水道局下水道課

山口県下松市大手町3丁目3番2号

電話番号:0833-45-1859

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