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更新日:2025年7月10日
下松市では、年齢や障害の有無にかかわらず、多様な特性のある利用者が安全・安心・快適に利用できる公園を目指し、国の先進的モデル事業の採択を受け、令和4年度から「恋ヶ浜緑地公園整備事業」を実施してきました。ユニバーサルデザインに配慮した管理棟やトイレ棟、インクルーシブデザインを取り入れた大型複合遊具を含む遊具広場など、3年に渡る公園整備が完成し、恋ヶ浜クナイパーク(恋ヶ浜緑地公園)は「インクルーシブな公園」としてリニューアルオープンしました。
インクルーシブとは、「包括的」や「全てを含む」といった意味を持つ英語「inclusive」に由来した言葉です。すべての人々が尊重し合い、共生できる社会を目指す考え方を指します。これは、障害者や高齢者、異なる文化背景を持つ人々など、多様なニーズを持つ人々が排除されることなく、共に生活し、働くことができる環境を作ることを目的としています。
民間事業者との協働による施設の長期的、継続的な運営基盤の確立及び施設の魅力向上による市民サービスの向上等を目的として、恋ヶ浜緑地公園及び下松市恋ケ浜緑地庭球場の愛称を命名する権利(ネーミングライツ)を付与する民間事業者を募集し、ネーミングライツ・パートナーが「株式会社九内」に決まりました。
恋ヶ浜緑地公園の愛称は「恋ヶ浜クナイパーク」に、恋ヶ浜緑地庭球場の愛称は「恋ヶ浜クナイテニスコート」に決定しました。
年齢や障害の有無にかかわらず、多様な特性のある利用者が安全・安心・快適に利用できるよう、様々な遊びの要素を取り入れたインクルーシブな広場です。
公募型プロポーザルを実施し、提案のあった3社の中から、アンケート調査及び審査委員会による審査の結果、内田工業株式会社を最優秀提案者に決定し、事業を進めました。
(11遊具:62アイテム)
本事業は、ユニバーサルデザインにおける国の先進的モデル事業として採択を受け、整備された公園です。
整備にあたっては、徳山工業高等専門学校・江本晃美准教授をアドバイザーに迎え、産官学が連携してインクルーシブな広場をデザインし、施工しました。
(山口県障害者等専用駐車場:8台、車いす専用駐車場:4台)
予約については、下松市市民体育館管理事務所(外部サイトへリンク)にお問い合わせください。(TEL:0833-41-2832)
リニューアルオープンした「恋ヶ浜クナイパーク(恋ヶ浜緑地公園)」について、公園の利用促進や利用者の利便性の向上につながることから、一定の要件の下で、キッチンカー等の出店を許可しています。
下松市観光協会に加入していること(下松市観光協会会員であること)が条件になります。
【設備】オストメイト、ベビーチェアー、オムツ交換台、フィッティングボードなど
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【設備】冷暖房(エアコン)、長椅子、オムツ交換台、手洗いなど
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【設備】オストメイト、ベビーチェアー、オムツ交換台、フィッティングボードなど
(トイレ入口) |
(バリアフリートイレ) |
(バリアフリートイレ) |
(女子トイレ) |
名称:恋ヶ浜クナイパーク(恋ヶ浜緑地公園)
所在地:下松市大字東豊井551-1
敷地面積:5.1ヘクタール
(芝生広場:10,000平方メートル、遊具広場:1,000平方メートル)
供用開始:令和7(2025)年3月23日
TEL:0833-30-0095(管理棟直通)