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更新日:2024年8月16日
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が現れ、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
お子様では、まれに急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
流行期には、こまめに石けんで手洗いをしましょう。発熱・咳・くしゃみなどの症状が出た場合はマスクを着用し、感染予防と拡大防止に努めましょう。
また、人混みや繁華街への外出を避け、体調が悪い時は無理をして学校や職場などに行かないようにしましょう。
市内在住の中学3年生を対象にインフルエンザ予防接種費を助成します。
詳細はこちらをご覧ください。
高齢者のインフルエンザ予防接種についてはこちらをご覧ください。
「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づき、本市における新型インフルエンザ等対策の基本方針を示す「下松市新型インフルエンザ等対策行動計画」を策定しました。
インフルエンザの流行状況については山口県感染症情報センターのホームページ(外部サイトへリンク)をご確認ください。
インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。次の点に注意して、感染予防に努めましょう。
(1)流行前のワクチン接種
インフルエンザワクチンは、感染後に発病する可能性を低減させる効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化防止に有効と報告されています。なお、ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度を要することから、毎年12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。
(2)飛沫感染対策としての咳エチケット
インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。したがって、飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。インフルエンザの飛沫感染対策としては、普段から皆が次のことを心がけましょう。飛沫感染対策ではマスクは重要ですが、感染者がマスクをする方が、感染を抑える効果は高いと言われています。
[1] 咳やくしゃみを他の人に向けてしないこと
[2] 咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること
[3] 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと等
(3)外出後の手洗い等
流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触感染を感染経路とする感染症対策の基本です。インフルエンザウイルスはアルコールによる消毒でも効果が高いですから、アルコール製剤による手指衛生も効果があります。
(4)適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
(5)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
(6)人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、疲労気味、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度の飛沫等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。ただし、人混みに入る時間は極力短くしましょう。
※不織布製マスクとは:不織布とは「織っていない布」という意味です。繊維あるいは糸等を織ったりせず、熱や化学的な作用によって接着させて布にしたもので、これを用いたマスクを不織布製マスクと言います。
・具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
・安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
・水分を十分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。
また、一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間はウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。排出期間の長さには個人差がありますが、咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、不織布製マスクを着用する等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
参考までに、現在、学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。
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