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更新日:2025年7月8日
大規模な災害が発生したときは、使用できなくなった家財に加えて家屋の浸水・倒壊により瓦礫等も大量に発生します。通常の家庭ごみに対して、これらを災害ごみと呼びます。大規模災害においては、ごみ(災害ごみ・家庭ごみ)の量に対して市の収集・処分体制が追いつかないことが想定されます。
下松市では、災害ごみを集積する場所のうち、自治会等が設置するものを「集積所」、市が設置するものを「仮置場」と呼びます。災害時には、便乗ごみ(不法投棄)が排出される恐れがあります。また、家庭ごみと災害ごみは、収集体制が異なりますので家庭ごみと災害ごみを出す場所を明確に分けてください。
集積所の設置場所 | 注意点 |
家の前や道路 | 緊急車両・支援車両の通行の妨げとなる可能性があります |
ごみステーション |
家庭ごみを排出する場所と災害ごみの集積場所を明確に分けてください |
公共の広場・公園 | 食糧の支給や給水場所として使用する可能性があり、設置できない場合があります |
破損や泥・水によって混合状態になる災害ごみは、完全に選別することが困難になります。
また、市外から災害ボランティアを受け入れる際は、排出・処理方法が異なるため注意が必要です。作業を行うグループ間で排出方法や集積場所に関する情報共有に努めてください。
災害ごみにはガラスや刃物等の危険物も含まれます。事故や怪我を防ぐため、必要な装備を事前に⽤意しましょう。
ごみ出し作業を行う際は、自身の安全を確保しながら適度に休息をとって無理せず活動しましょう。
暑い時期の作業は、熱中症等への注意が必要です。地震災害のときは、余震や家屋の倒壊等に注意が必要です。
集積所や仮置場で荷下ろす順番が遅いものから積み込むと効率よく積み下ろすことができます。
仮置場では、奥側に破砕が必要な粗大物の置場を設け、中央部に家電品、埋立や焼却物、入口付近に有害・危険物を配置する予定です。この場合、下図の丸数字では1焼却物、2粗大物、3有害・危険物となります。
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