更新日:2024年7月19日
下水道ができるまで
下水道ができるまでには、数々の過程を経る必要があります。
どのように下水道が整備されていくのか、以下にその流れについてご説明します。
- 工事路線の計画
国から事業認可を受けた下水道計画区域内で未整備の地区や、要望等のある地区の中で、より下水道の必要性が高い路線を計画します。
- 工事路線の予算化
市議会等の承認を経て、工事路線を予算化します。
- 現地調査・測量
工事を行う前に、現地の測量、工事を計画している箇所のガス管や水道管等の埋設物調査、土質調査を行います。
また、工事に伴う掘削・振動等の影響により、家屋・門扉等に被害を与える可能性があり得る対象物件は、事前(事後)に調査を行います。
- 工事説明会
工事をすることによって、下水道が使えるようになる方を対象に、地元説明会を開催します。
説明会では工事の概要や負担していただく費用等についてご説明します。
- 設計
現地調査・測量の結果から工事図面を作成して設計に取り掛かり、工事に必要な金額を算定します。
- 入札
入札を行い、施工業者を決定して契約をします。
- 工事
計画に沿って、原則として下流側から工事を進めていきます。
同時に施工業者がそれぞれのお宅を訪問しますので、取付管の位置等について相談していただきます。
工事を開始する前には自治会の回覧板等でお知らせいたします。長期間ご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。
- 供用開始
工事が終わり、完了検査を経て下水道が使用可能となります。自治会の回覧板等で供用開始のお知らせをいたします。
供用開始後、3年以内(私道への埋設申請により市が本管を施工した場合は1年以内)に下水道への接続工事(排水設備工事)を行っていただくようお願いいたします。
以上のような過程を経て、下水道が使用可能となります。下水道の使用を開始されますと、下水道使用料がかかるようになります。
また、翌年度の6月には、受益者負担金のお支払いをしていただくこととなります。
どちらも下水道事業を継続していくために必要不可欠なものですので、ご理解ご協力をよろしくお願いしたします。